日常を少し離れて、
自分の「好き」と「時間」を
愉しむ。
SCROLL
Scene 02 — Katano
電車を降りて、少し歩く。
見慣れた景色が、少しずつ遠くなっていく。
木漏れ日の道を、ただ歩くだけの時間。
Scene 03 — こそたくやまたく
今回の舞台は、
大阪・交野にある、古い一軒の家。
近くには小さな神社があり、
「座敷童が棲んでいる」——
そんな話も、ある。
Scene 04
障子の向こう、
何かがいる気がした。
目をこらすと、もう、いない。
Scene 05
障子越しの光が、
少しずつ角度を変えていく。
ただ座って、光の動きを見ているだけでいい。
それだけで、時間を感じられる場所。
Scene 06
静かだった家に、
少しずつ、色が増えていく。
暖簾がかかり、器が並び、人の声がする。
いつもの静けさに、賑わいが重なる一日。
Scene 07 — Story
はじまりは、
ただのランチのお誘いだった。
「今度、ごはんでも」
そんな軽い一言から、この話は始まりました。
会う場所を探しているうちに、たどり着いたのが、この古い一軒の家。
「ここで、市もできたら面白いね」
誰かがそうつぶやいて、企画が動き出しました。
Scene 08
「私たちだって、
まだまだできる。」
誰かに背中を押してほしかったわけじゃない。
ただ、自分たちで確かめたかった。
Scene 09 — People
並んでいるのは、
商品だけじゃない。
轆轤の前に座ると時間を忘れる、と笑う陶芸家。今回のために、この家の色に合わせた器を焼きました。
庭の草木から色をもらう、藍と草木染めの作家。「歳を重ねるほど、色の見え方が変わる」と言います。
季節の果物だけで焼く焼き菓子屋さん。「難しいことはしていません」と、いつも同じ調子で話します。
Scene 10 — A Day
食べる。見る。話す。
つくる。笑う。感じる。
Scene 11
今度は、はっきりと見えた。
微笑んで、また、すっと消えていく。
Scene 12 — Dusk
灯りがひとつ、また消えて。
一日が終わる。
日常を少し離れて、
自分の「好き」と「時間」を愉しむ。
——そんな一日が、確かにあった。
Scene 13
次の「いい時間」を、
探しに来ませんか。
まだまだ人生は、面白い。
おとなのたしなみ市 2026